当院では、患者さまの治療の内容や口腔内の状態に合わせて定期健診(リコール)をお勧めしています。
定期的(3ヵ月に1回が目安)に歯と歯ぐきの検査やクリーニングを行います。
むし歯の早期発見など、定期的に健診させていただくことによって、一生自分の歯でお食事できるよう一緒に取り組んでいきます。
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むし歯はどうして出来るの?
お口の中が4つの条件を満たしてしまうとむし歯になってしまいます。条件をみたさないようお口の中をコントロールすることが必要です。
- 条件1:歯質歯がある
→歯がなければむし歯にならない - 条件2:時間歯を脱灰させる時間
→酸によって歯を溶かす時間 - 条件3:ばい菌ミュータンス菌がいる
→歯の汚れを使って歯垢(プラーク)を作る働きをする菌が口の中にいる - 条件4:糖分歯垢(プラーク)作りの原料となる糖分
フッ素塗布
当院では、メンテナンスの際に、虫歯予防のための「フッ素塗布」をお勧めしています。
お子様はもちろん、大人の方も歯の根元の露出部が虫歯になる(根面カリエス)ことを防止するために「フッ素塗布」が効果的です。
フッ素の効果
- 歯の質を強くする
- 歯の修復を進める
- 歯垢(プラーク)の生成をおさえる
キシリトールの摂取
日常的にむし歯を予防するためのキシリトール製品を受付にて販売しております。
キシリトールって何?
キシリトールは、白樺や樫などの樹木を使ってできた、虫歯の原因になる酸をつくらない天然素材の甘味料です。
キシリトールのはたらき
むし歯菌が、キシリトールを食べても、他の食物のように発酵することができないので、酸を作れません。よって、歯を溶かす酸が作られないため、むし歯になりにくくなります。そのうちに、むし歯菌自体も弱ってきます。キシリトールの摂取により歯に優しい環境が作られるというわけです。